何気なくダイソーの衛生用品コーナーを見ていたら驚いたことに、ナナメカット毛抜きが売っていて驚きました。
というのも、以前、毛を抜いている時に、毛抜で掴んだ毛が掴んだ所から切れてしまい、不便を感じていたことから、毛が途中で切れないように、スラント設計されたドイツのゾーリゲン製のものを使っていたのですが、それは1000円もしたのですが、それにそっくりな形状のものが百均で売っていたからです。
気に入っていたドイツ製の毛抜きはなくしてしまい、もう一度買おうと思っていた所で見つけた、百均のスラント設計の毛抜き、即買いしました。
線でなく面で毛を押さえる
途中で毛が切れる原因の多くは、毛を強く掴みすぎて、毛抜がハサミのような役割をしてしまい、毛抜きで毛を抑えた部分を切断してしまうためです。これは一般的な毛抜きの形状、先平タイプのものに多い症状です。
かといって、毛を強く押さえなければ毛を引っこ抜くことはできません。このジレンマを解決するのが、先斜めタイプのこの毛抜きです。この毛抜きのかみ合わせ部分は、線ではなく面になっているので、毛抜きで毛を挟む時に、毛を押さえる力が分散し、毛が切断されないように、強く毛を挟むことを可能にしています。
美容のプロなどは、毛抜きで毛が途中で切れてしまわないように、毛抜の先端が面で噛み合わさるように、ヤスリなどで調整することもあるほど、この先端のかみ合わせは大切です。
この毛抜きのかみ合わせ部分のどアップ写真を見てもらえば分かる通り、かみ合わせ部分が、面になっていることが確認できるかと思います。
先端が斜めで毛一本を掴みやすい
この毛抜の商品名にもなっているように、この毛抜きの先端は斜めにカットされています。これによって、毛一本一本を掴みやすいようになっています。抜きたい毛を的確につかむようなスラント設計になっているので、毛を抜く際も、力を毛を切断してしまうのではなく、毛を抜くために力を入れることを可能にします。こうした細かいことによって、途中で毛が切れずに毛を抜くことを可能にしています。
さらに毛が途中で切れないようにするために
毛を抜く時に、毛が途中で切れてしまわないようにするには、使う道具選びも大切ですが、さらに毛が途中で切れれてしまわない、成功率を上げるには、毛が抜けやすい環境を整えることも重要です。
といっても何も難しいことではなく、抜きたい毛の毛根を温めることによって、毛がスルッと抜けやすくなります。
美容室やエステなどで、毛を抜く前にはかならず、蒸しタオルなどで毛を抜く部分を十分に温めたりするのは、そうした理由からです。
個人で日常的に毛を抜く時に、わざわざ蒸しタオルまで用意するのは大変でしょうから、一番いいのはお風呂などに入って、体全体が温まった時に、毛を抜くのがおすすめです。この毛抜は、ステンレス製なのでお風呂で使っても錆びることがありません。
ドイツのゾーリンゲン社そっくりがダイソーにもセリアにも
1000円で販売しているドイツのゾーリゲン社の毛抜きは、持ちての部分はゴムでコーティングされていて、持っていても滑りにくくなっていますが、この百均の毛抜きの方は、ステンレスがむき出しになっているので、場合によっては滑りやすいかもしれません。
しかしながら、肝心な毛抜の部分は、ほぼ形は同じです。
ダイソー恐るべし!と思っていたのですが、セリアに行ってもっとびっくり。セリアの毛抜きはもっと充実していて、さらにいろいろな種類の毛抜きが売られていたのです。
セリアには、ゾーリゲンと同じように、持ち手がコーティングされているものや、先端が斜めカットされている上に、さらに幅広のタイプのもの、毛が目立つように塗装されているものなど、いろいろとありました。
まとめ
この百均で売っているナナメカット毛抜きは、先端が斜めになっていて、しかもかみ合わせが面で毛を捉えるようになっているので、毛を抜こうとした時に、毛が途中で切れてしまうという失敗が起きにくい毛抜きです。
さらに毛が途中で切れてしまわないようにするために、お風呂などで毛を抜くといいでしょう。
コメント