漂白能力は商品名よりも成分に着目!
漂白剤と言えばワイドハイター。しかし百均にはワイドハイターは売っていません。しかしながら、ワイドハイターと商品名が違うけども、ほぼ同じ成分の漂白剤が売っています。それは塩素系の漂白剤です。では、塩素系を使えば、どんな衣類でも真っ白になるのでしょうか?
しかしながら、漂白しようとする繊維にナイロンが使われている場合、塩素系の漂白剤を使うことができません。
もしナイロンでも使える漂白剤で最強のものを探している場合は、酸素系の漂白剤が最強です。
漂白剤の漂白力は → 塩素系 > 酸素系
※塩素系漂白剤はナイロンには使用不可
最強は塩素系だけどナイロンには使用不可
もし衣類の素材にナイロンが混ざっている場合は、塩素系の漂白剤を使ってはいけません。ナイロンが使われている衣類を塩素系で漂白すると、ナイロンがボロボロになったり、黄ばんだり変色してしまう恐れがあります。
漂白したい洋服のラベルをチェックして、ナイロンが使われていないか確認しましょう。もしナイロンがつかわれていないのであれば、迷わず塩素系の漂白剤を使えば、真っ白にすることができます。
逆にナイロンが入っていない衣料には、酸素系の漂白剤も使うことができますが、漂白力は塩素系に劣るため、酸素系をつかうメリットはありません。
百均では、ほとんどどのお店、ダイソーでもセリアでもキャンドゥーでも、必ず衣類用の塩素系漂白剤は販売していますが、商品名が違ったりします。ちなみにダイソーでは「衣料用ブリーチ」という商品名です。
酸素系ならオキシ
ナイロンが使われている衣類を漂白する場合、最強の漂白剤は、酸素系の漂白剤です。
酸素系の漂白剤で有名なのはオキシーですが、これも最近は百均で売っています
酸素系というと、オキシーが有名で、「酸素系=オキシー」となっていますが、実は酸素系の漂白剤は他の商品名の漂白剤でも使われています。そしてそれぞれの商品は、それほど漂白力に差はありません。よって、百均で酸素系漂白剤を探しているのなら、商品名ではなく商品のラベルに記載されている成分に着目しましょう。
白くする最強の使用法は漬け置き
オキシーなどの使用法を見ると、洗濯洗剤と混ぜる洗い方もありますが、漂白効果を最大限引き出す、最強の洗い方は、塩素系であろうと、酸素系であろうと、浸け置き洗いが一番白くすることができます。
使用する目安は、一リットルの水に対して、塩素系の液体であればキャップ一杯、酸素系の粉末漂白剤であればスプーン3杯もあれば十分です。
桶などに水を入れて、漂白剤を溶かしますが、その際、かならず水を使用します。できる限り漂白力を引出したい時は、ぬるま湯を使用してもいいですが、その温度は60度まで。それ以上の温度のお湯を使うと危険です。
漂白剤を溶かした液の中に、白くしたい衣類を放り込んで、一時間、二時間、つけたままにしておきます。
つけ置きの際は、必ずビニールやゴムの手袋などをして、手に漂白剤がつかないようにしましょう。漂白剤はとても刺激がつよいため、手に付くと手が荒れてしまいます。
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