とにかくダイソーで一番明るいライトを探しているというのであれば、COBライトです。明るさは250ルーメンと、他のダイソーのライトを圧倒する、桁違いの明るさでありながら、金額も330円と、意外とリーズナブル。
本体は手のひらに乗るくらいの大きさなのですが、ぶら下げるためのカラビナが付いてあったり、磁石や三脚穴やスタンドまでついているので、色々な使い方ができます。
明るさは爆光の250ルーメン
このCOBライトは250ルーメンですが、ダイソーで販売している他の商品の中で、は250ルーメンを超えるものは有りませんし、この次に明るいものでも100ルーメンですので、ダイソーで購入することのできるライトの中では間違いなく一番明るいライトです。
しかしながら、250ルーメンのライトは、一般的にライトの中では中くらいの明るさです。とはいえ、250ルーメンのライトとなると、その価格は普通に購入すれば最低でも1000円以上はしますので、それが330円で購入できるので、圧倒的なコスパです。
ルーメンは光の総出力を測定する単位ですので、この値はライトが一秒間に発する光の量を示していますが、
実際どれくらい明るいかを評価するには、見るべきシチュエーションにもよりますが、例えば屋内での使用であれば、小さな部屋を十分に照らすためのランプや懐中電灯などに相当する明るさです。キャンプやハイキングのような屋外アクティビティでは手元を照らしたり、短距離での道案内には適していると言えるでしょう。
そもそもCOBってLEDとどう違う?
COB(Chip on Board)とLED(Light Emitting Diode)は、光源の構造において異なる技術です。以下にそれぞれの特徴を説明します:
- LED(ライト・エミッティング・ダイオード):
- LEDは、通常は小さな半導体デバイスで構成され、そのデバイスが発光することによって光を生成します。
- 一般的に、LEDは少数のチップが個別に配置され、それぞれが発光するようになっています。
- LEDは小型でエネルギー効率が高く、色温度を調整しやすいという利点があります。
- COB(Chip on Board):
- COBは、複数のLEDチップが基板上に密集して配置されている構造です。これにより、高い光出力を得ることができます。
- COBは、多くの小さなLEDが一つの面に集約されているため、より均一で広範囲な光を発生させることができます。
- 単一のCOB光源が高い輝度となり、効率的な照明を提供することができます。
要するに、LEDは単一の発光ダイオードで構成されるのに対し、COBは多数のLEDが一つの基板上に配置されています。COBの構造により、より大きな光出力と均一な光を得ることができるため、照明などのアプリケーションで使用されます。どちらを選ぶかは、使用目的や好み、性能要件によって異なります。
狭い室内なら室内灯代わりになる
COBライトなので、LEDライトよりも、より広範囲を照らすことができます。
狭い室内を照らすための室内灯のような使い方も十分可能です。
たとえば、私の家の便所、扉を閉めると真っ暗ですが、このライトをつけると、昼間のように明るく照らすことができます。
下の写真のライト点灯前の写真と点灯後の写真を見比べてもらえば、どれほど明るいかがわかっていただけるかと思います。
照射時間は最大3.5時間で光量は三段階調整
本体の横にスイッチがあり、そのスイッチを押すことで4種類の光り方を順番に切り替えます。
ボタンを押す回数 | モード | 明るさ | 照射時間 |
---|---|---|---|
1回目 | 強 | 180ルーメン | 1.5時間 |
2回目 | 弱 | 65ルーメン | 3.5時間 |
3回目 | 点滅 | 3.5時間 | |
4回目 | OFF | ||
長押し | ブースター | 250ルーメン | 1時間 |
ボタンは本体横に付いていて、かなり大きいので、押しやすく落ち間違えもありません。しかも、適度にボタンは硬いので、誤って点灯してしまうこともありません。
充電時間は1.2時間で満充電となり、充放電は500回です。バッテリー容量は200mAと、非常に容量が小さく、バッテリーの交換はできません。
充電は本体横にUSBtypeCを刺します。給電しながらの点灯も可能です。
サイズは手のひらにすっぽり隠れる大きさ
このライトの寸法は次の通り
幅45 x 高さ61 x 奥行き21mm
手のひらに握って隠せてしまうほどの大きさです。このサイズなので、ポーチの中などに入れたり、カバンにぶら下げてもじゃまになりません。
しかし、広い範囲を明るく照らすことや、遠距離を照らすことが求められるような場合には、もっと高いルーメン値を持つライトが適しています。
カラビナ、スタンド、磁石、三脚穴がついている
このライトがすごいのが、様々な場所や状況での使用を想定して作られていることです。
まず、上はカラビナ状になっているので、いろいろな場所に吊り下げることができます。テント内で天井に吊らすこともできますし、またカバンなどにぶら下げておいても、サイズが小さいのでじゃまになりませんので、非常灯として常備もできます。
本体の後ろにはスタンドが付いていて、足を引き出すことで、立てることができます。ちなみに足を出さなくても、自立させることができますが、より安定させたい場合は、このスタンドを使うといいでしょう。
本体下には、三脚穴がついているので、三脚に取り付けることができますし、汎用性の高いネジ穴ですので、工夫をすることで、いろいろと使い道も広がります。
さらに、直接照明機能と関係ないのですが、栓抜きも付いています。
まとめ
これはライトとしても非常に明るい上に、持ち運びしやすいサイズと形状で、さらにいろいろな使い方ができるので、買って損はありません。
非常用としてはもちろん、カバンなどにつけておけば、いろいろな場面でフル活躍痩せることができる、素晴らしいライトです。
ただ、人気すぎて、入荷してもすぐに売り切れてしまうようです。
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