のり弁をつくる人、食べる人の誰もが直面する悩みは2つあります。1つはのりが切れない、もう一つはのりがフタにくっつくというものです。
この悩みを解決するには、のりに切り込みを入れる、あるいは、のりを二枚重ねにする、ということで解決します。
でも何かもっといい解決方法はないものか?とお思いの方に、これを面白いほど簡単に解決する方法と百均グッズを紹介します。
のり弁の魅力と悩み
のり弁は、ご飯が冷めても美味しく食べることができるので、お弁当で大人気、定番のメニューです。
しかしながら、2つの悩みがつきまといます。一つは、のりがフタにくっついてしまうというもの。
お弁当のフタを開けたときに、のりがフタにくっついてしまうことで、ご飯からのりが剥がれてしまいます。
これでは、のり弁ではなくなってしまいます。もう一つの悩みが、のりがかぶさったご飯を、一口分、箸でつまんだら、のり全体が取れてしまうというもの。
一口目でのりが全部とれてしまうことで、残りのご飯は、のり無しで食べなければならなくなってしまいます。こうしたことを防ぐ方法と、百均を使う便利な方法をお伝えします。
フタにくっつかないようにするには2枚重ねる
のり弁ののりがフタにくっつかないようにするのは、実は非常に簡単です。のりを2枚重ねることで、フタにくっつくことが防ぐことができるのです。
のりがフタにくっつく原因はご飯の水蒸気をのりが吸収することによって、のりがフタにくっついてしまうためです。よってのりを2枚重ねるのです。
そうすることによって、ご飯の水蒸気を、下ののりが吸収することで、上ののりが水蒸気で湿ってしまうことがなくなり、それによって、のりがフタにくっつくことがなくなります。
この方法は、キャラ弁のキャラおむすびなどにも有効なので、ぜひ試してみて下さい。
のり弁でのりが切れないのを防ぐには穴を開ける
のり弁のもう一つの、のりがきれない、という悩み。ご飯をお箸で一口分だけ掴んだつもりが、大きな一枚が、ペロッと剥がれてしまうやつです。
一口サイズのご飯に、一口サイズ分ののりが被さるのが理想なので、のりを乗せるときに、のりを細かく切って乗せる、という人もいますが、それだと、見た目がのり弁っぽくなくなってしまいます。
やはりのり弁なら、大判ののり、一枚をご飯に覆いかぶせたいですよね。
では大判ののりを一枚乗っけつつ、のりが切れるようにする方法はどうすればいいのでしょうか。。
それは、のりに細かい切れ目をたくさん入れておくことで、のりが切れやすくなります。
その方法として、爪楊枝などでポツポツ穴を開けておくという方法がありますが、一つ一つ穴を開けると、かなり大変です。
今あるもので細かい穴をたくさん開ける方法
そこで、おろし金の上に乗せて、上から抑えることで、のりに細かい穴、切れ目をたくさん入れる、という方法もあります。のりをおろし金の上に乗せて、上から手のひらで押さえつけて、のりに細かい穴を開けるという方法です。
ただし、おろし金のとんがった部分が、小さかったり、細かすぎたりすると、上手に穴があかないものです。
他の方法としては、爪楊枝、フォークなど先の尖ったもので、一つづつ、地道に穴を開けていくという方法もあります。これは、かなり時間がかかってしまいます。
こうした海苔に細かい穴を沢山あける、しかも簡単に短時間でやってしまうことができる、そんな悩みを解決するグッズが百均に売っています。
海苔パンチの使い方
海苔パンチダイソーで販売しています。ギザギザの2つのローラーの間に、のりを通すことで、のりにたくさんの小さな穴を空けます。
のりを挟んで、つまみをぐるぐる回すと、のりがローラーに挟まれていって、穴があいて、ローラーから出てきます。
くるくる海苔パンチは、中にキザギザのローラーが内蔵されていて、のりを挟んで、レバーをくるくる回して、そこに乗りを挟み込むことで、細かい穴が空いた状態で、のりが出てくるというものです。
これはもう、のり弁を作るときに、のりが切れるようにするためだけ使う、専用のグッズですが、これがあるとないとでは手間も仕上がりも天地の差。
のり弁をつくる人は絶対に持っておきたい逸品です。
子供の目の届かない所に置いておくこと!
ここで重大な使用上の注意があります。
この海苔パンチを子供に見せると、子供は大喜びで、親が見ていないうちに、すべてののりをこれで、穴あけしてしまいます。
そんな悲劇が起こらないように、必ず子供の目の届かない所にしまっておきましょう。笑い
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