簡易トイレの作り方!100均で3つ揃えれば何度でも使える!

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百均には簡易トイレが売っていますが、場合によっては、市販の簡易トイレは非常に不便です。

 たとえば一回、二回程度、緊急にトイレが必要になったときには非常に重宝します。

しかし長期的な災害時や、一度に多くの人がトイレを使用するような、何度もトイレを利用しなければならない場合、1回きりの使い捨ての簡易トイレは、つまり、トイレ1回100円という、ひどいコスパになります。

よって、災害時やキャンプ等の何度もトイレを利用する場合は、簡易トイレを作る必要があります。

 そうした、何度もトイレが必要になった場合に、百均でコストを抑えて使用できる、簡易トイレの作り方を解説します。

また、簡易トイレを作る事となったときに備えて、あらかじめ百均で何を揃えておけばいいのか、について百均を知り尽くした百均ちゃんねる編集部が解説いたします。

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緊急用の携帯トイレはかなり割高

突然の災害などに備えて簡易トイレも準備しようと思った人は、百均で販売している「携帯トイレ」などを買い求め、備蓄している人も多いかと思います。

emergency toilet
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百均だから安いし・・と思うかもしれませんが、携帯トイレは百均のものであっても、コスパがいいわけではありません。

というのも、携帯トイレは1回使い切りの使い捨てなので、つまり、1回の使用で100円かかる計算です。

ドライブ中、渋滞の高速道路などでの使用であれば、1回使い捨てでも役立つかもしれませんが、災害時にはあまりにはコスパが悪すぎます。

しかし、下記の方法で作る簡易トイレであれば、300円で10回、あるいはそれ以上で利用できるので、一回あたりのトイレが30円以下と、簡易トイレの三分の一以下のコストに抑えることができます。

簡易トイレに必要なものは3つ

 簡易トイレを作るに当たって、必要なものは次の3つです。

1,排泄物を貯めるもの(袋) →百均で調達可
2,排泄物を固めるもの(凝固剤) →百均で調達可
3,椅子の代わりになるもの(椅子) →百均で調達可

これらは家にあるもので代用できますし、もちろん百均でも全て揃えることができます。

1,排泄物を貯めるもの

 これは、ビニールのゴミ袋でOKです。

ここで注意したいのが、ゴミ袋の容量です。

非常時だから、できる限り大きなゴミ袋がいいのでは?と思うかもしれません。

たしかに小さなゴミ袋では非常に使いにくいですが、かといって、大きなゴミ袋に排泄物をためる、という使い方はおすすめしません。

 小便や大便は水分を多く含むため、少量でも重くなります。よって、袋に大量に貯めてしまうと、重みで袋が破れる危険性も増えますし、持ち上げるのも困難になります。

 できれば一回の排泄ごとに取り替えることが理想で、大きさは45リットルほどのもの、長さは70cmx70cm程度のものがよく使われます。

 また、色は内容物が見えない不透明のものが好まれます。

スーパーのレジ袋のような手提げの付いた袋は、排泄をする際に、手提げの部分が非常にじゃまになり、使いにくいです。

 簡易トイレ用に備えておくのであれば、かならず取っ手なしのゴミ袋を揃えておくといいでしょう。

2,排泄物を固めるもの

 最悪の場合は、排泄物を固めるものは無くてもなんとかなりますが、やはり排泄物を固めるものがあると、簡易トイレを使う上で、使いやすさは格段に上がります。

非常時によく使われるのが「新聞紙」です。

新聞紙の場合、固めるというよりも、小便や大便の水分を吸収させるという形になります。

しかし今は新聞の購読も減っているので、新聞紙がない家庭も多いでしょう。

 そうした場合、百均で排泄物を固めるためのものも、揃えておきたいところです。

百均で簡易トイレ用として、使い勝手の言い、排泄物を固めるためのものとなるものは、ペット用シーツです。

 これは室内でペットを買っている人たちが、ペットがおしっこやうんちをする際に、そのシーツの上で排泄をさせて、吸収させるシートです。

 排泄物を吸収させる専用品ですので、新聞紙等よりも格段に使い勝手が良いです。

3,椅子のかわりになるもの

 女性が排泄をする場合、また男性が大便をする場合は、より快適に排泄を行うために、専用の椅子が必要になります。

 もしご自宅の便器が使えるのであれば、まずその便器を大きなビニールで覆い、その上に、取り換え用のビニールを覆いかぶせます。

これによって衛生的に簡易トイレを使うことができます。

 しかし、もしご自宅の便器が使えない場合などは、簡易トイレ専用となる椅子が必要になります。

この椅子も百均で調達可能です。

 真ん中をくり抜くことができれば、家にあるどんな形、どんなサイズの椅子、お風呂椅子などでも簡易トイレ用の椅子として使うことができます。

 しかし、既存の椅子をくり抜くようなことはしたくない、専用の椅子を用意しておきたいというのであれば、百均で販売しているレジャー椅子を購入しておくと、便利です。

レジャー椅子は、真ん中をくり抜き、そこから排泄できるようにします。

トイレットペーパーは日頃から大量に常備しておく

 上記の3つで、簡易トイレとして機能しますが、特に大便をした後、大便を吹く必要に迫られます。

 非常時はトイレットペーパーなどが貴重になり、手に入りにくくなりますので、非常時に備えて、常日頃からトイレットペーパーを大量に常備しておく癖をつけましょう。

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