【キズ隠し棒】床の傷を補修できるというダイソー商品の実力は?

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ダイソーで販売している「キズ隠し棒」を実際に床にできた傷で試してみました。クレヨンで塗る、場合によってはクレヨンを傷に盛り付けるという方法で、傷を周りと同じ色にして傷を目立たなくさせるという方式です。実際の傷でその実力を試してみました。

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引っ越してきたばっかりの床に傷を付けてしまった

 イケアで買った組立家具を部屋で組み立てている際に、床に傷を付けてしまいました。もともと子供のときにはプラモデルをよく作っていたので、組立家具程度なら簡単にできるかと思っていましたが、実際やってみると意外と苦戦して、組み立てたりバラしたりを繰り返しているうちに疲れてきて、油断して家具の部品を思いっきり床に引きずってしまい、傷を付けてしまいました。
 新しい部屋なのに目立つところに傷があるのは、気分的にもよく有りませんので、なんとか傷を消そうと思いました。

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結構目立つ傷。なんとか消したい。

傷は浅いのでとりあえず目立たなくしたい

 傷の状態ですが、それほど深い傷では無いのですが、もともと床の木材は白っぽい色らしく、その表面を濃い色で色付しているためか、床の表面を削ると、中の白い色が見えてしまい、それが非常に目立ちます。
 パテ等で埋めるほど深い傷ではなく、おそらく同じような色で傷に色を付けるだけでも、傷が目立たなくなりそうな感じでした。

ダイソーでキズ隠し発見

 傷を隠すのになにかいいものがないかなぁと探している時に、ダイソーで発見したのが、この「キズ隠し棒」です。
 クレヨンのようなもので、傷を塗って色付をして、傷を隠す≒目立たなくする、というもので、早速購入してみました。
 商品構成は、三色のクレヨンがあって、それぞれ濃い色、中間色、薄い色で、説明によれば「混ぜて使える」ということなので、もし色が合わなければ、濃い色や薄い色を塗り足すことで、色味を調整できるようです。
 パッケージにある、ビフォー・アフターの写真を見ると、見事に色が消えています。
 これは期待が高まりました。

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パッケージにはビフォーアフターの写真が

キズ隠し棒の使用方法

使用方法に関して、パッケージには次のように書かれていました。

  1. 傷が深い場合は周辺の色よりも少し薄い色を選び、傷が浅い場合は少し濃い目の色を使用してください。
  2. 補修部分に合わせた色で円を書くように傷や穴に刷り込んでください。
  3. 定規やヘラで傷に他にして平行にすき取り、乾いた布で周りをしっかり拭き取ってください。
  4. 大きな穴は本品を切り取り、ドライヤー等で温めて柔らかくして埋め込んでください。
  5. 調色をする場合は手で練り合わせるか、不要なスプーンや空き缶などに乗せて、下からドライヤー等で熱を加えながら混ぜてください。

3色あるうちから、傷の周りの色に近い色を選び、傷を塗ることで隠す、というのが基本的な使い方で、傷が深い場合は、クレヨンを傷に埋め込む、というのが使い方でしょうか。

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実際に使ってみた結果は微妙な感じ

 実際にやってみました。白い部分に床の色より少し薄い色を塗ってみましたが、全く色がつかないので、濃い色を塗ってみました。
 しかしながら、見ての通り、傷はたしかに非常に少しは目立たなくなったものの、それでも完全に隠せるといったものではなかったです。
 使い方の説明によれば、効果が薄い場合はクレヨンを傷に埋め込むといいとのことですが、床なので埋め込んだとしても、しょっちゅう足で踏みつける部分なので、クレヨンを盛り付けたとしても、すぐに取れてしまったり、あるいはそのクレヨンで靴下やスリッパを汚してしまいかねませんので、クレヨンを埋め込むというのは諦めました。

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クレヨンで塗る前の状態


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クレヨンで塗った後の状態

まとめ

 結果的には、まったく効果ありませんでした。家具とかで手や足に触れない部分であれば、クレヨンを溶かして盛り付けることで傷隠すような色を付けることができるかもしれませんが、床のようにたえず足に触れるような部分の場合、クレヨンだと色が取れてしまったり、また足が汚れたりする可能性があります。よって頻繁に手足が触れる部分にはクレヨンは適さないと思います。

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